株式会社園田グリーンセンター - 宮崎県都城市都北町4968 |
日本の造園業で最も古い歴史を持つのが街路樹剪定士といえるでしょう。
資格自体はつい最近導入されたものですが、街路樹自体は奈良時代から存在すると言われていますから、1000年以上の歴史があると言えるのです。
街路樹は景観を損なわないよう、それでいて電線や車、歩行者などとの事故を起こさないよう剪定しなければまたなりません。
また街路樹は植樹スペースが狭いため根が変形したり、頂部が切断されるなど厳しい状況にさらされています。
それでもなお育成条件を確保しながら景観を損なわない街づくり、道路づくりに力を注いでいるのが街路樹剪定士なのです。 |
有限会社火之國園 - 宮崎県児湯郡高鍋町大字上江7697-275 |
造園業の方々が腕を競い合う全国造園デザインコンクールでは、これから造園業を目指そうという人々が、どのような緑地や庭園をデザインし、将来に向けて夢をかなえようと奮闘しているのか見ることができます。
もちろん現在造園業を営む方々の中にも全国造園デザインコンクールの受賞歴を持つ人がいますから、こうしたコンクールがあることで顧客のニーズにこたえること、新しいデザインや伝統を守りながら顧客の要望に応えられる庭園、緑地づくりに貢献できる人材育成になるのは間違いありません。 |
有限会社生目緑地建設 - 宮崎県宮崎市大字浮田1373 |
造園業の安定性を見てみると、最近は洋風庭園が増えていますから日本庭園だけではなく洋風庭園にも対応できる知識と技術が必要です。
ただ個人宅や公園、料亭や旅館などではまだ日本庭園を取り入れているところも多く、日本庭園に関する知識も忘れてはいけません。
造園業が活躍する現場は公共施設の公園や公民館、公道に、ゴルフ場など広範囲にわたっています。
経験を積んでこそ一人前と言われる仕事ですし、屋外の作業が多く体力が必要、真夏や真冬でも作業しなければならないことがありますが、将来性がある仕事といえます。 |
宮崎作庭開発大塚事務所 - 宮崎県宮崎市大塚町水流5117-1 |
造園業は常に庭園の設計や施工管理のプロ出なければなりません。
剪定や害虫駆除、外構の設計と施工などもまとめると相当な知識と技術が求められます。
さらに服装やメイクなどに流行りがあるように、庭にも流行りがありますからライフスタイルの変化に合わせてニーズにこたえられる柔軟性、臨機応変さも必要です。
肉体労働ですから当然体力も求められますし、空間を作り上げる美的センス、そして造園業にかかわる法律も知っておく必要があります。
素人では難しくてスルーしてしまいそうな法律のことも、造園業者に頼るとトラブルを回避することができるのです。 |
祇園造園 - 宮崎県宮崎市祇園4丁目69-1 |
造園業に携わる業務として庭師と植木屋がありますが、この2つの違いは何でしょうか。
庭師委は庭を作る人のことで、庭石、樹木、池、水路に芝など庭全体の空間を設計、施工、制作します。
さらに庭木の管理や剪定も行っています。
植木屋は庭木の剪定のみを行う職業です。
つまり庭師の方が仕事の幅は広く、植木屋の仕事は1つだけに絞られているということです。
そのため造園業では植木屋の仕事を庭師が兼ねている形になり、幅広い知識の中に植木屋としての知識もあるということになります。 |
貴島緑地建設株式会社 - 宮崎県宮崎市大字細江4744 |
庭師の仕事はお日様が出ている間に行うことが多く、朝早く作業するチームが集まりミーティングと道具の確認を行います。
情報はチーム内で共有し、造園業者に頼ってきた依頼主から不満の声や心配の声が出ないよう先回りします。
現場では近隣住民へのあいさつを欠かしませんし、依頼主との作業内容の確認も行います。
高い木の選定作業は午前中に、大きな音を出す作業はお昼前後に行い、作業終了後はごみを持ち帰ります。
現場をきれいにして切り落とした枝を残さない、美しい状態で依頼主に引き渡すのです。 |
松原造園 - 宮崎県宮崎市柳丸町444-1 |
造園業のどんなことにやりがいを感じるかというと、やはり依頼主から感謝の言葉をもらったり、喜びの声をもらったりすることです。
依頼主は日本庭園や洋風庭園にしたい、ここに花を植えたいなどぼんやりとした庭の全体像のイメージはあっても、具体的な出来上がり図まではイメージしづらいものです。
その希望をくみ取ってどのような植物を配置していくか、木をどんな形に選定していくか考え、依頼主の要望にこたえられたとき、感謝の気持ちを受け取ることができるのです。 |
有限会社石川庭園 - 宮崎県都城市下川東3丁目10-9 |
造園業にとって道具は命ともいえる大切なものです。
一人一人の職人が手になじんだ道具を持ち、手入れをして大切に使っています。
たとえばどんな道具があるかというと、木ばさみや剪定ばさみ、のこぎりの腰道具と呼ばれる、屋外で作業をするときにさっと取り出して、さっと作業することができる道具があります。
これらの道具を見習い期間中から使い続けているという職人も珍しくありません。
また掃除道具や脚立、機械類も造園業に欠かせない道具で、依頼主の要望に応えるために常に携帯しているのです。 |
延岡グリーン - 宮崎県延岡市大貫町5丁目2388-2 |
造園業の大きな仕事といえば庭造りですが、実際にどのような庭を作っているのでしょうか。
一例を挙げると、個人宅の坪庭づくりで、和風庭園で砂利を敷き詰め、アクセントとなる庭石と木々を植えた庭があります。
しかし庭を管理するうえで大変なのが雑草駆除ですよね。
そこで砂利を敷き詰め、土台となる土に雑草の根を生やさないことで除草剤も草刈もいらない庭を実現したのです。
色合いはコグマ笹を使い、植えた樹木の根元にも隙間なく砂利を敷き詰めた除草剤いらずの庭です。 |
枝元庭苑 - 宮崎県宮崎市大字跡江597-7 |
造園業へ個人宅からの依頼で多いのは、庭が省スペースだけれど楽しめるようにしてほしい、というものです。
省スペースでも庭を楽しみたい、それは夢のマイホームを手に入れることができた依頼主の大きな願いでもあります。
そこである造園業者は大きめの庭石をアクセントに、高木と低木を配置し、砂利を敷き詰め、省スペースでも楽しめる庭を作りました。
ところどころに緑のアクセントを入れ、季節の花を楽しめる庭に仕上げ、冬は雪が庭石や木々に軽く降り積もり、色の子トラストも楽しめるように仕上がっています。 |